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狩野アナの ゆうがたサテライト ピース又吉「劇場」発売

2017年5月11日 木曜日 ニッポン経済 特報班

今日は芥川賞作家 ピース又吉さんの新作「劇場」が発売となった。

NHKスペシャルで「又吉直樹 第二作への苦闘」として取り上げられ

発表・発売 が待たれていた又吉さんの第二作 劇場

前作の芥川賞受賞作品「火花」は累計300万部突破

NHKの ドラマ 火花 全10回 として放送中だ

 

 

ピース又吉さんは今日の「劇場」発売日に売り場を確認

自分の本が売り出される日は朝から妙な緊張感とうれしさがあると

銀座博品館劇場で語った。

番組では この本の発売で、出版不況は救えるか?と題した

ピース又吉さんの影響でふだん本屋へ足を運ばない人が

書店へ来るようになったそうだ。

ピース又吉さんの新作「劇場」について新潮社の

伊藤 幸人 取締役は 初版30万部 それだけ期待できると語り

100万を超えることが一つの目標なのだそうだ。

この売り上げに期待しているのは全国の書店だが

実態は年々と書店数は減るばかり

原因は、ネット通販で本を買う人や電子書籍の普及によるそうだ

そこで生き残る戦略が紹介された。

ゼミなど体験を併設したタイプやコンビニの書籍コーナーを広げたタイプ

従来型の 書店・本屋 専門ではやっていけないらしいと番組は結論する。

 

本屋が衰退する原因は ネット通販や電子書籍 も大きいが

もっとも大きな原因は、本を作る人も本を売る人も

本が好き、つまり本の優等生たちが集まっているからだ

商業と成功していたのは、本を読まない人に売れていたのだ

そのことに目を背けていてはダメだ

本が売れなくなったのは、本を読む人だけに売れているだけ

必要な人に合わせた生産量で利益が出るシステムを構築しないと

いけない。

本は、ちゃんと読みたい人、読解力のある人には売れている。

もう一度、読みもしない人に売るか

読んでくれる人だけで商売が成り立つのか考えないといけない

 

そしてもう一つ、小説が売れない理由はこれとはまた別にある

作品に読者を没入させる能力が高い人でも中学生が羽生名人に

勝つなんてストーリーを物語にして読者を惹きつけられるだろうか

ほとんどの人が、うそくさい、漫画じゃあるまいしと

その世界に没入することはないだろう

しかし事実は起きたのである。とんでもない人が米大統領となり

兄を他国で毒殺する者あり、絶対安全の前提が崩れメルトダウンしたり

現実があまりにも強烈過ぎて、小説はただの作り話になっている。

読者はよほど力のある作家でなければ没入できないのだ

売れる作家は極端に売れ、売れない作家は作り話屋となっている

その現状を当事者が正面から見なければ衰退の道を歩むだけだろう